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習志野の小2児童が囲碁全国大会へ 毎朝6時のAI対局で稽古に励む

囲碁の全国大会に出場する安西咲翔(さくと)君。千葉県代表決定戦での優勝トロフィーと共に

囲碁の全国大会に出場する安西咲翔(さくと)君。千葉県代表決定戦での優勝トロフィーと共に

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 囲碁の千葉県代表決定戦で優勝した安西咲翔君(藤崎小学校2年)が11月13日、習志野市役所を訪れ、市長・教育委員長に全国大会出場を報告した。

出席した千葉県少年少女囲碁連盟の名誉会長である山下功さんと、全国大会への出場を決めた安西咲翔君

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 母親とモリシア津田沼の碁会所に立ち寄ったことがきっかけで、5歳で囲碁を始めた安西君。「大人でも難しい」といわれる五段を取得している。現在は千葉県少年少女囲碁連盟の名誉会長である山下功さんの下で稽古しながら、オンラインでAIや世界中の人と対局しているという。

 報告会には、安西君と母親、妹、山下さんが参加し、12月に行われる「第14回くらしき吉備真備杯こども棋聖戦全国大会」の出場決定を宮本泰介市長と小熊隆教育委員長に報告。山下さんは「咲翔君は囲碁を始めて間もないが、『手が見えるタイプ』なのが強み。落ち着いて大会に臨めば、好成績が期待できる」と話す。出場する「小学校低学年の部」は小学3年までが対象のため、2年で全国出場するのは珍しいという。

 全国大会への意気込みを聞かれ少し照れながらも、安西君は「土曜日に4回勝って、日曜日まで残りたい。ちゃんと考えながら打つ」と話した。安西君について、母親は「勉強が好きな子。囲碁も毎朝自分で『朝、打ってから学校に行きたい』と6時に起きてオンライン対局をしている。ゲーム感覚で楽しみながら囲碁をしているよう」と話し、市長らを驚かせた。

 宮本市長は全国大会出場の祝いの言葉を述べ、「いっぱい勝って有名になってほしい。今後の活躍も期待している」と激励した。

 全国大会は12月21日・22日、岡山県倉敷市内で行われる。

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