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千葉工大で文化祭「津田沼祭」 屋台やVR、よさこいなどでにぎわう

よさこいソーラン風神部の演目「輝燦(かがりび)」

よさこいソーラン風神部の演目「輝燦(かがりび)」

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 千葉工業大学(習志野市津田沼2)で11月18日~20日の3日間、文化祭「津田沼祭」が開催された。

千葉工大で文化祭「津田沼祭」 屋台やVR、よさこいなどでにぎわう

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 74回目となる同文化祭の今年のテーマは「Gear(ギア)」。学内には合気道部の「合気焼きそば」や長尾研究室の「シマエナガのもっふる」、体育会本部の「ストラックアウト」などの模擬店や屋台が並んだ。

 稲坂研究室の「イルトコ」ではみそ汁やココア、ハンドドリップのコーヒーを提供。4年の小林北斗さんは「今回の店のテーマは『旅』。学園祭はいろいろなところから来てくださる方がいるので、その方たちの『旅の休憩所』になれれば、と考え、研究の合間にハンドドリップでいれているコーヒーや、ホッと一息つけるココア、みそ汁の模擬店にした。昨年と比べて多くの注文をいただけて、とてもありがたい」と話す。

 広場では、よさこいソーラン風神部が演目「輝燦(かがりび)」を披露。リズムに合わせて手拍子が起こり、紺の衣装が赤に変わった瞬間には歓声が上がった。最後にはパフォーマーの部員が観客を呼び込んで一緒に踊るなどして、盛り上がりを見せた。代表で2年の飯倉菜那さんは「OB・OGを太陽に見立て、先輩方が今まで作ってくださったもののおかげで私たちは太陽に照らされた月のように輝けている、というのをテーマに活動してきた。今回は場所が狭く踊れないメンバーもいたが、かけ声やMCなどで参加し、みんなで一つのものを作り上げることができた。たくさんの方々に見ていただき感謝」と振り返った。

 赤澤研究室ではVRに謎解きを合わせた「スリルへようこそ 本の中に入って未来を変えろ」の体験型イベントを開催。参加者が「手渡された主人公が館に閉じ込められてしまう本」を読み、ストーリーを進めながら謎を解き、制限時間内に館から脱出する内容。ストーリーやVR制作には3カか月を要したという。同イベントには昼から夕方まで行列ができ、大人だけでなく子どもの参加者も多く訪れた。模擬店で店長を務めた3年の堀口和真さんは「何回も失敗を繰り返してプロトタイプもたくさん作ったので、こうして、皆さんに『映像良かったよ』と言われたり、夜まで並んでくれてすごくうれしい」と話す。

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