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習志野の古民家で和楽器「しの笛」と歌の音楽ライブ

ライブで演奏する和紗さん(左)とアンナさん(右)

ライブで演奏する和紗さん(左)とアンナさん(右)

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 しの笛奏者の和紗さんとアーティストのアンナさんによるコラボ音楽ライブイベントが11月13日、雑貨店兼レンタルスペース「MICHIYA(ミチヤ)」(習志野市津田沼5)で開催された。

和紗さん(手前中央)、アンナさん(手前右)にライブのサポートメンバーと出店者

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 しの笛は「篠竹(しのだけ)」という細い竹から作られている日本の横笛で、祭りなどで使われる伝統楽器。和紗さんは日本の伝統的な和楽器を扱う奏者で、しの笛以外に和太鼓も演奏する。

 アンナさんはニューヨークでバレーダンサーをしてきた経験や感じたカルチャーを元に踊りと自分で作った音楽を融合させる活動をするアーティスト。

 ライブは昼と夜の2部制で行い、昼の部はコーヒーやドーナツ、夜の部は「ミチヤ」で販売する日本酒やできたての食事を提供しながら、演奏を楽しんでもらえる形で行われた。

 今回のライブのきっかけについて、和紗さんは「2年前にミチヤを見つけ、古民家を見た時に『この場所で和楽器を演奏してみたい』と強く感じた。高校から和楽器を扱っていて、さらなる新しい広がりのため和楽器以外とコラボしたいと思っていたところ、アンナの歌と出合い、私が声がけして実現した」と話す。アンナさんは、「いつも1人で活動しているので、コラボするのは今回が初めてだが、とてもうれしい」と言う。

 ライブを終えて、アンナさんは「観客との距離が近くて、ちゃんと音楽を表現すると、拍手や表情を通してもらえるものが多く、コロナ禍でオンラインが多かったので、やはり生はいいなと思った。この温かみのある古民家で演奏できてうれしい」と話す。和紗さんは「空間がとても気持ち良かった。古民家や観客の反応はもちろん、ドーナツを食べながらラフな感じで音楽を楽しんでくれて、こちらが『こういう風にしたいよね』と2人で話したことが、自然に聴いている人にも伝わっていた」と振り返る。

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