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習志野・大久保園、ドリンク類をテイクアウト販売 たてた抹茶でラテ提供

ソイ抹茶ラテに使う抹茶をたてる柏木萌さん

ソイ抹茶ラテに使う抹茶をたてる柏木萌さん

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 習志野の日本茶販売店「大久保園 本店」(習志野市大久保3)が4月20日、店頭でドリンク類のテイクアウト販売を始める。

習志野・大久保園、ドリンク類をテイクアウト販売 たてた抹茶でラテ提供

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 京成大久保駅から徒歩7分ほどの場所にある同店。1945(昭和20)年に創業し、日本茶のほか落花生や千葉県の名産品を販売している。これまでは試験的にテイクアウト販売をしていたが、今回、正式に商品として扱うことになった。販売を始めたのは「茶筅(せん)でたてるお茶屋のソイラテ(抹茶・ほうじ茶・玄米茶)」(594円)、「春まち煎茶」(350円)、「甘麹(こうじ)ソイラテ」(432円)、「甘麹ソイラテココア」(486円)。

 ソイラテの抹茶は京都宇治産の「御香」、豆乳は「国産プレミアム大豆」、甘味はメープルシロップを使い、オーダーが入ってから抹茶をたてて提供する。甘こうじは日本酒の蔵元「寺田本家」(神崎町)の天然白米こうじを使っている。

 抹茶ラテについて、スタッフの柏木萌(もえ)さんは「茶屋の抹茶ラテなので、茶葉のおいしさを出すことを意識した。ミルクだと繊細な抹茶の味が負けてしまうので豆乳のラテにすることにし、抹茶の良さを出しつつ豆乳の良さも出せる国産プレミアム大豆にした。甘味も甘味料をいろいろ試してみたが、甘さがくどくない有機のメープルシロップにした」と話す。

 店主の柏木成則(しげのり)さんは「もともとテイクアウトはやりたかった。昨年9月ごろにDIYで設備を作り始め、年末に保健所から許可が下りた。そこから試験的に販売しながら試行錯誤を重ね、今月から本格的に販売することにした。夏になれば冷たいメニューも始めるので、ぜひ飲みに来てほしい」と来店を呼びかける。

 テイクアウト販売の時間は12時~17時。日曜定休。

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