
習志野市の実籾本郷公園に隣接する田んぼ「ほたる野」(習志野市実籾2)で5月5日、「親子田植え会」が開催された。
毎年多くの参加者でにぎわう同イベント。親子で田植えの体験ができ、収穫の時期になると稲刈り体験もできる。参加は申込制で、今回は満員だという。
主催は、「地域の子どもたちの体験学習の手伝いや昔懐かしい風景を守る」ことを目的とし、里山の自然環境保護を目的でホタルの自生地再生活動や、地域の農家から田んぼを借りて四季折々のイベントを開くに取り組む「NORAの会」。
こどもの日に合わせて設置されたこいのぼりが空を泳ぎ、会場では参加した親子が泥に足を取られながらも、楽しそうに苗を植えていく様子が見られた。
今回初めて参加したという、習志野市在住の加來良太郎さんは「たまたま先週、案内を見つけてキャンセル待ちで参加できた。子どもたちはやったことがなかったので、こういった田植え入れ替え作業ができるところを探していた」と話す。加來鈴之助さんは「楽しかったけど、どろんこになった」と振り返った。