習志野の実籾本郷公園に隣接する田んぼ「ほたる野」(習志野市実籾2)で5月5日、「親子田植え会」が開催された。
主催は、里山の自然環境保護やホタルの自生地再生活動に取り組む「ほたる野を守るNORAの会」。地域の子どもたちに昔懐かしい風景や農業体験を伝えることを目的に活動しており、毎年恒例のイベントとなっている。
当日は、端午の節句を祝う大きなこいのぼりが青空を悠々と泳ぐ絶好の行楽日和となった。参加者は昨年度を上回る170人を超え、多くの親子連れでにぎわいを見せた。
参加した子どもたちは、裸足になって泥の感触を確かめながら一歩ずつ田んぼの中へ。最初は泥に足を取られ、おぼつかない足取りに歓声が上がる場面もあったが、慣れてくると手際よく苗を一本ずつ丁寧に手植えしていった。
田植えの後は、会が用意した水洗い場へ移動。子どもたちは泥を洗い流しながら、冷たい水に歓声を上げ、はしゃぎながら水遊びを楽しむなど、初夏の陽気の中で笑顔がはじけた。
参加した保護者の一人は「晴天の中で大きなこいのぼりを見ながら、親子で泥だらけになって作業するのは貴重な経験。子どもも最後は水遊びまで楽しめて、忘れられない一日になった」と話していた。
収穫の時期に合わせて9月に「稲刈りまつり」も予定している。