京成大久保駅近くの商店街「ゆうロード」にあるラーメン店「JINRIKISEN(人力船)」(習志野市大久保1)が9月1日、期間限定メニュー「豚パイカラーメン 外房タンタン麺風」の提供を始めた。提供は12日まで。
看板メニューの「黒毛和牛のチャーシュー増し牛脂そば」で、「TRYラーメン大賞」汁なし部門に9年連続で入賞している同店。今回の限定メニュー(900円)には、無料で「味付け背脂」と「ニンニク」をトッピングできる。
主役となる「豚パイカ(肩バラ先軟骨)」は、一頭から数百グラムしか取れないという希少部位。今回のメニュー開発について、店主の川崎隆一さんは「今は鶏ガラや豚骨など、かつて副産物と言われていた食材も値上がりし、ラーメン店にとって厳しい状況。一方で、消費者にとってラーメンは1,000円以内で食べたいという思いがあるはず」と飲食業界が直面する「1,000円の壁」について話す。
その課題をクリアするため、今回は豚パイカを具材として約200グラムのせるだけでなく、スープのだしとしても活用したという。「1日かけて仕込む手間はかかるが、スープと具材の両方に使うことで原価を抑えられ、お客さまの要望と商売が両立できる。肉10キログラムに対してスープ15リットルしか取らないほど、どっしりとしたスープに仕上がっている」と話す。
スープは千葉県外房地域で親しまれるタンタン麺風。ラー油を使用しつつ、「辛さだけでスープのうまみが弱くなるのは好きではない。ごま油の割合を20%増やして辛さをマイルドにし、辛いものが苦手な方でもスープの旨味を味わえるようにした」と川崎さん。
「お勧め」の食べ方は、「豚パイカしかのっていないので、特製トッピング(チャーシュー2枚と味玉、200円)を追加するとまた違った要素が楽しめる。しっかり味付けした無料の背脂をのせて、小ライス(160円)と一緒に食べるのもお勧め」と話す。
川崎さんは「豚パイカを使ったシリーズは、年2〜3回のペースで定期的に提供し、お客さまに『また豚パイカが来た』と喜んでもらえる存在に育てていきたい」と意気込む。
営業時間は、11時〜14時30分、17時〜20時。日曜定休。