習志野のラーメン店「麺家西陣」（習志野市大久保3）が11月11日で10周年を迎えた。

大和田機場カツカレー

　同店は京成大久保駅から歩いて8分ほどのゆうロード大久保商店街にあるラーメン店。店主は、千葉県内の複数のラーメン店で勤務経験がある宮崎邦彦さん。

　大久保で開店した理由について、宮崎さんは「学生が多い街ということで大久保と北習志野と西千葉で探していたが、この物件が空いているのをたまたま見つけてここにした」と振り返る。

　メニューは、中華そば（750円～）、ワンタン麺、濃厚魚介ラーメン（以上850円）、あさりラーメン、カレーラーメン（以上800円）のほか、つけ麺（750円～）やギョーザ（250円～）も用意。宮崎さんの「お薦め」はチャーシューを器いっぱいにのせた「肉そば」（1,000円～）。

　ダム好きの宮崎さんは14時から、ご飯でえん堤を、カレーで貯水池を表現した「ダムカレー」を提供している。メニューは、ダムカレー（800円）、ダムカレーチャーハン（900円）、ダムカレーラーメンや大和田機場カツカレー（以上1,000円）などがあり、店内には日本全国のダムを写真付きで紹介。ダムに行くともらえるダムカードも壁に多数飾っている。

　ダムカレーを始めたきっかけについて、宮崎さんは「3年たち、ラーメン店として店が落ち着いたのでダム好きなこともあり始めた。大和田機場カツカレーは、カツで花見川、ご飯で機場（きじょう）、カレーで新川、チーズで村上橋を、村上橋にある2体のブロンズ像を味玉で表現し、地元の大和田排水機場をイメージして作った」という。

　10周年を迎え、「地元の方や学生のリピーター、現場で働く職人さんに守られ続いた店」と話す。

　営業時間は11時～21時（日曜・月曜は16時まで）。火曜定休。