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習志野経済新聞サポーターミーティングで「みそプロジェクト」発足

第5回サポーターミーティングの様子

第5回サポーターミーティングの様子

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 ローカルニュースメディア「習志野経済新聞」のサポーターミーティングが2月21日、ベッセルイン京成津田沼駅前(習志野市津田沼5)で開かれ、新たに「習志野みそプロジェクト」が発足した。

パネルディスカッションを総括した石村編集長

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 習志野の名前を全国へ広めるために市内で活動している団体や個人と交流しながら「習志野発の事業・もの・こと」をつくることを目的に開く同イベント。第2回から開催しているパネルディスカッションでは、「習志野発」を実現するため、市内などからゲストを招いて各回、さまざまな議論を行っている。

 今回は、同メディアサポーターによるプレゼンテーションのほか、ご当地アイドルのミニライブなどを実施。これまで取り上げてきたパネルディスカッションのテーマ「グルメ」「イベント」「観光スポット」の3つの総括として、それぞれのパネルディスカッションで議論されてきた内容を振り返った。その後、石村真一編集長が登壇し、これまでの内容に対して同媒体が「街の情報屋」としてできることを考え、発表した。

 石村編集長は「トラフィックジェネレーター(交通発生源)の創出による、来訪者とイベント実施機会の増加」に触れたほか、観光については、「お散歩ロードを企画するなど市内を回遊する仕組みづくりやシェアサイクリングポートの増設でまち巡りを活性化することが有効なのでは」という見解を述べた。

 習志野発の新しいグルメについて話し、新たに「習志野みそプロジェクト」を提案した。サポーターの越智聡子さんが「味噌(みそ)認定講師」として市内でみそ作り教室や食育の活動に取り組んでいることがきっかけだという。石村編集長は「ラーメンや、市内の飲食店で提供しているそれ以外の食べ物との組み合わせが可能な点でも実現性が高い」と言い、みその生産からプロモーションまでをプロデュースする「習志野みそプロジェクト」の発足を発表した。今後は、「市内の飲食店からも賛同いただき、新メニューを開発して、ご当地グルメを創出する。ふるさと認定品やふるさと納税の返礼品を目指してプロジェクトを進める」と意気込む。

 初の飲食店のポップアップ出店も実現。テレビ朝日「人生の楽園」にも出演した大久保駅近くの飲食店「笑心」(わらころ)が出店し、おにぎり、豚汁、おでんを販売した。サポーターによるプレゼンテーションでは5人が登壇。市内で店を営むスタッフが講師になり専門知識を伝授する「ナラシドまちゼミ」の実行委員長、「センキョ割」実施委員会からの発表などもあった。

 次回は4月18日、今月オープンした実籾パークサイド(実籾本郷)で開催する。 

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