イオンモール津田沼North(習志野市津田沼1)で6月13日・14日、習志野商工会議所青年部が地元特産のニンジンを使った「習志野ビール」のテスト販売イベントを開催した。
同青年部が地域活性化を目的に開発を進めている同クラフトビール。市の農家とJA千葉みらい習志野支店(津田沼5)、フジイシード(大阪府箕面市)が試験を重ね品種化したニンジン「彩誉(あやほまれ)」を副原料として使っており、来年に控える同青年部創立40周年に向けた正式な完成・発表を目指して、現在も試行錯誤と改良を重ねている。会場のブースではビールのほか、ご当地グルメの「習志野ソーセージ」も併せて販売した。
イベントでは両日、日替わりで異なるビールを提供し、来場者のアンケートを集めた。1日目に販売した第2弾「Hazy IPA(ヘイジー・アイピーエー)」は、ミックスジュースを意識して醸造。彩誉の特長を最大限に生かすことで、しっかりとした自然な甘みと鮮やかなオレンジ色を引き出したという。
2日目に提供した第3弾「セゾン」は、ヨーロッパの農家が夏の農作業中に飲むために冬の閑散期に仕込む「農家のためのビール」という歴史的背景を意識したという。「すっきりとドライでのど越し良く飲める味わいにしつつ、後味にニンジンの根が持つ大地の香りがほんのりと抜ける」よう工夫を凝らしたビール。昨年は第1弾として「ヴァイツェン」を開発・提供した。
同青年部の小澤香織会長は「ビールを飲んだ来場者からは好評。習志野でニンジンを作っているということを今回のビールを通じて新しく知ってくれた方も多い。地域活性化のために始めたプロジェクトで、習志野の名前を日本から世界へと広めていきたい」と意気込む。
今後の展開について、小澤会長は「9月に再び『ヴァイツェン』を提供する予定。今回のアンケートを基に、40周年で発表する最終的なビールを決定して出したい」と話し、「皆で習志野市をもっと元気にしていこう」と呼びかけた。