習雲山瑠璃光院(しゅううんざんるりこういん)薬師寺(習志野市大久保1)で現在、「薬師寺 風鈴のある夏」が行われている。
今年初めての試みとなる同催しでは、1口1,000円の風鈴に願い事を書いた短冊を付けて奉納することができる。先着100口を予定し、7月8日時点で70個の風鈴が奉納され境内に飾られている。風鈴の外身は紫、緑、黄、赤、ピンク、水色、おまかせの中から好みの色を選ぶことができる。
住職の三橋秀朋(しゅうほう)さんは「寺と聞くと敷居が高いイメージがあるかもしれないが、薬師寺は商店街の中の人通りが多い場所に立てられているので、地域に開かれた寺でありたいという思いがある。その一環として地元商店街での祭りに協賛したり、薬師寺主催で落語会などを開いたりしている。風鈴のある夏もそうした思いから開催を決めた。夏場は境内で見られる花が少ないため、その代わりに色鮮やかな風鈴を飾ることで目でも楽しんでもらいたい」と話す。
奉納者それぞれの願い事が短冊に書かれた風鈴は、風が吹くと一斉に音が鳴り、商店街を行き交う人々の耳を楽しませている。
三橋さんは「2年前に御前立佛(本尊の身代わりとして礼拝者にその尊容を見せる仏像)開眼記念法要を行った際、地域の方が大勢見に来てくださり、ありがたかった。そのような催しを通じて寺に気軽に足を運んでもらい、さらには本堂の前で手を合わせる時間を作ってもらえれば」と話す。
風鈴の奉納申し込みは8月下旬まで。寺務所のほか、電話、SNSでも受け付けている。