八坂神社(習志野市津田沼1)で7月14日、例祭が行われた。
殿前には氏子や地域住民が集まり、そろいの法被姿の総代らと共に神事に参加した。祭典は二宮神社の久保田征権禰宜(ねぎ)が奉仕。参列者は拝殿前で頭を下げ、地域の安寧とまちの発展を祈った。
由来書によると、同社の始まりは1907(明治40)年、津田沼駅北口の前原地区に笠間稲荷神社御分霊を迎えたこととされる。1924(大正13)年、地元住民が京都・八坂神社の分社として素戔鳴命(すさのおのみこと)を祀(まつ)り以後、同じ境内に2社が祭られた。かつての例祭は7月13日~15日の3日間、境内に舞台も設け、前原・津田沼両地区から大人や子どもが集う夏の楽しみだったという。現在も初詣、2月の初午祭、7月の例祭が行われ、山車やみこしの渡御が受け継がれている。
1975(昭和50)年、津田沼駅北口土地区画整理事業に伴い、船橋市前原の旧津田沼パルコB館付近から現在地へ遷座。1981(昭和56)年には千葉県から宗教法人の認可を受け、二宮神社の宮司が兼務する。2015(平成27)年6月には創祀(そうし)90周年を迎えるに当たり社殿を新築し、稲荷大神を合祀(ごうし)。鳥居、こま犬、手水舎、国旗掲揚塔なども整備した。
現在のみこしは2代目で、1951(昭和26)年に浅草の宮本神輿製作所で造られた。1987(昭和62)年に行徳の浅子神輿店で修復され、2012(平成24)年には2回目の大修理を実施。現在も例祭後の週末に行われる夏祭りで氏子地域を練り歩く。
久保田さんは「八坂神社には津田沼を守護する氏神さまが祀(まつ)られている。「新社務所の完成を機に、よりたくさんの皆さまにお参りいただきたい」と話す。総総代の藤井謙逸さんは「地域の憩いの場所になってほしい。新社務所は9月に竣工式を斎行する予定。18日のみこし渡御も地域の皆さんと一緒に楽しめたら」と期待を込める。
みこし渡御は13時から。