「譽田（こんだ）八幡神社祭り」が9月16日・17日、同神社（習志野市大久保4）で4年ぶりに行われた。17日は祭礼も行われ、大久保商店街や神社周辺をみこしが練り歩いた。

譽田八幡神社

　例祭日の9月15日に合わせて戦前から行われている同祭り。16日のステージイベントでは、和太鼓演奏やアクロバットパフォーマンスなどを披露。あんずあめや焼きそば、綿菓子などの屋台や射的、くじ引きなどの出店もあり、境内に多くの人が集まった。17日は地元大学生も加わり、コリントゲームや型抜きなどのゲームイベントで盛り上げた。

　17日9時30分にみこしが出発。大人みこしと子どもみこしに分かれ、担ぎ手の威勢のいいかけ声とともに街を練り歩いた。習志野市消防第5分団・荒木和幸さんは「さい銭のような感覚で、金銭を包んでみこしに向かって投げるおひねりもある。以前に比べると子どもみこしも大人が担ぐことが多くなったが、プロの担ぎ手が来てくれ迫力あるみこしが見られた」と話す。

　ゆうろーど大久保商店街や東邦大学習志野キャンパス、日本大学生産工学部津田沼キャンパス前を通り16時過ぎには八幡公園から神社境内へ。19時～20時は車両通行止めとなり、夜まで担ぎ手によるかけ声や手拍子がやまなかった。

　大久保商店街事務局の西田健さんは「25町会や地元大学生も協力してくれ、4年ぶりに祭りが開催できて良かった」と振り返る。