認知症カフェ「花咲あったか広場」が6月6日、リハプライド花咲大久保(習志野市花咲2)で開催された。主催は花咲認知症サポーターの会。
認知症カフェは、認知症の当事者や家族や介護に携わる人、医療・ケアの専門家などが、「認知症」をキーワードに立ち寄れる場所。日頃の悩みを相談したり、互いの理解を深めたりしながら役立つ情報を分かち合うことを目的としている。習志野市では、市に登録している8カ所の認知症カフェを「ならしのオレンジテラス」と呼び、市内に在住する人であれば誰でも利用することができる。
主催する「花咲認知症サポーターの会」は昨年発足し、「ならしのオレンジテラス」に登録する団体の一つ。会長は、リハプライド花咲大久保の管理者でもある小谷嘉代さん。2023年に習志野市の「地域包括ケア会議」に参加した際、同会副会長で習志野市議会議員の金子友之さんと知り合い、「認知症に関わる人たちの交流の場を作りたい」と相談したことが発足のきっかけだという。2年かけて同会を立ち上げ、花咲・屋敷エリアを中心に「花咲あったか広場」を年4回開いている。
当日は参加者や介護職に携わる人たち同士での対話やストレッチのほか、介護美容の資格を持つ職員によるハンドマッサージ体験が行われ、参加者が楽しむ様子が見られた。
小谷さんは「認知症に限らず介護保険や介護サービスのことなど、何でも気軽に話をして人とのつながりを作り、情報を知る場として利用してほしい」と話す。「市に介護の相談窓口はあるが、そこへ出向くことにためらう方もいる。まずはこうしたカフェにフラッと来てもらえれば。介護職員にとっても、いろいろな人と対話する機会になったり、今回のように介護美容の資格を持つ職員のスキルアップになったりと、介護を提供する側にもメリットがある」と参加を呼びかける。
今後について、「あったか広場の定期的な開催に加えて、高齢者に向けた食品、衣料品の移動販売なども考えている」とも。
夫婦で参加した近隣に住む80代女性は「地域の高齢者の集まりで、この会のことを知り、前回に続いて2回目の参加。いろいろな人と話をするのが楽しいし、今日はハンドマッサージの体験もさせてもらえてありがたい。マッサージのおかげで手の血色が良くなったし、気持ちも明るくなってうれしい」と話していた。