習志野市内を縦断するように伸びる遊歩道「ハミングロード」で現在、アジサイが見頃を迎え、散策する人々の目を楽しませている。
全長12.39キロにも及ぶ同遊歩道の名称は1976(昭和51)年11月、市民からの公募で名付けられた。沿道には春は桜やツツジ、初夏はアジサイ、冬はヒマラヤザクラなど、四季折々の草花が植えられており、地域の人々の憩いの場となっている。
アジサイは、1970(昭和45)年に習志野市の「市の花」に制定された市にとってゆかりの深い花。国内外を合わせると2000種類以上の品種が存在するといわれており、ハミングロードでもさまざまな種類のアジサイを楽しむことができる。花が手まりのように密集し立体的で丸みを帯びた「ホンアジサイ」は、同遊歩道でもっとも多く見られる品種。これ以外にも、もともと日本に自生していた原種で、額縁のように周囲だけが華やかに咲く「ガクアジサイ」や、咲き進むにつれて白一色へと変化していく「アナベル」なども植えられており、沿道を色鮮やかに染め上げている。
京成大久保駅近くの遊歩道を歩いていた女性は「今年はいつもより咲くのが早かったように思う。それでも梅雨の時期に合わせたように満開になって青や赤紫など色とりどりの花が見られるのがいい」と話していた。
このほか習志野市内では、津田沼公園や香澄公園、実籾本郷公園など、多くの公園や沿道でもアジサイを見ることができる。市内のアジサイの見頃は7月半ばごろまで。