提供:株式会社Spelldata 制作:習志野経済新聞編集部
「リスキリング」という言葉を最近よく耳にしませんか。新しい仕事に就くために必要な知識やスキルを得ることを意味します。そんなリスキリングを徹底的に推進し、「午前中の3時間を勉強時間に充てる」という画期的な取り組みをしている企業が習志野市東習志野にあります。未経験から世界基準のIT人材を育成する秘訣とは。株式会社Spelldataの代表取締役・竹洞陽一郎さんにお話を聞きました。
――Spelldataの事業について教えてください。
SpelldataはITシステムの信頼性と性能の専門企業として、インターネットの接続状況を24時間365日計測・監視し、ウェブサイトの表示速度を高速化するサービスを提供しています。社員はどの職種でもITの基礎知識を身につけ、技術者はITシステムが高速でつながるようにする専門家として働いています。
――社員の多くがIT業界未経験とのことですが、どうやって専門家になるのですか?
入社後、毎日午前中3時間、年間では732時間を学習の時間に充てます。徐々に力量に合う仕事を割り当て、1年で基礎ができあがります。そして、1年目の終わりから2年目にかけて、基本的な知識が身についているようにします。例えば、1年目でITパスポート、統計検定4級、品質管理検定4級取得が目標となります。
HTMLやCSSを学ぶのは全員必須です。これは、ウェブサイトにお客様向けのマニュアルやブログ記事を掲載する都合、必要となります。GitHubの使い方も学びます。
Spelldataが代理店として販売している海外のITサービスの英語のブログ記事を翻訳して公開してもらいます。そうすることで、英語と技術の両方の学習につながります。
2年目で基本情報技術者試験、統計検定3級、品質管理検定3級取得が目標となります。プログラミングを学び、簡単な業務で使うスクリプトを書けるようにします。
3年目でLinuxを学び、基本的な使い方を習得します。IT業界では、LinuxがサーバのOSとして使われるのが一般的です。自宅で使うPCはWindowsやmacOSが主ですが、真っ黒い画面でテキストが画面に出てくるだけなので、最初はとっつきにくいかもしれません。
このようにして、10年間、毎日学びながら経験と実績を積むことで、基礎がしっかりと身についている応用力がある技術者として育ちます。10年で7000時間を超えますから、相当の実力が身につくことが容易に推測できるかと思います。

――どんな人が働いていますか?
私以外の社員は全員女性です。ある社員は以前、DTP業界で働いていて、出産を機に在宅勤務を希望し、フリーランスになりました。しかし、仕事が減ってしまい、求人を見てSpelldataに応募しました。今年で5年目ですが、異業種からの転職でも専門家として働いています。それから、2人のお子さんを育てながら活躍しているシングルマザーもいます。完全に在宅勤務で働くことができますので、シングルマザーの働き方として向いていると考えています。ITの仕事のメリットですよね。私自身が10年間アメリカの企業で働いて、在宅勤務が当たり前だったので、いち早く導入しました。

結婚や出産で退職し、キャリア構築の道から一度外れてしまったけれど、リスキリングをして再び戻りたい女性は多いと思います。彼女たちにとって一番働きやすい環境を目指して、10年間会社の制度や福利厚生を充実させてきました。お母さんの場合、子どもが学校から帰ると、やることがたくさんあるので、そこで業務終了なのですよね。仕事が終わってから勉強する時間もありません。だから、一人で集中できる午前9時~12時に勉強時間を確保しています。
――女性が働きやすい環境を追求しているのですね。他にはどんな制度がありますか?
1時間単位で有給休暇の取得が可能なので、時間管理の融通が利きます。業務によっては週休3日も選べます。時短勤務も可能です。業務内に3時間の勉強時間が含まれていますが、基本的に残業は月1時間未満になるようにしています。
また、経済的な安心、安定が得られるように、給与面では半年に1回昇給しますし、毎月の支給として1万円の在宅勤務手当と、取得した資格に応じた資格手当も加わります。
――社員の働き方について教えてください。
在宅勤務で、会社としての全体会議はオンラインで週に1度しかありません。業務のやり取りはチャットで行います。直接顔を合わせる機会は少ないのですが、チャットではさまざまな話題が飛び交い、社員同士のコミュニケーションは活発ですよ。
スケジュールも基本的には自分でお客様と調整して決めます。ジョブ型雇用で、フルフラットの組織なので、直属の上司は私になります。以前日本の会社で働いていた時、出る杭は打たれるみたいなところがあり、人間関係で悩むことがありました。そこで、働きやすい組織にしたいと思ったのです。仕事の本質から外れたところで悩むのはおかしいので、人間関係の圧力を排除しました。人間は一対多だと軋轢が生まれるのですが、一対一だと生まれにくいのです。
――採用募集中とのことですが、どのような人が向いていますか。
何か一つ、長く打ち込んだ経験のある人です。専門家になる過程で、特に2年目に壁に突き当たる人が多いです。学び続けると、必ず学習平原に達する時期があって、自分が成長できてないことが辛いと感じる人が多いです。加えて、知識は増えていく一方なので、自分が何を知らないかがどんどん分かっていくので精神的なダメージが来るのですよね。それを乗り越えれば、再び成長できる時期が来るのですが、そのような経験を過去にしていないとすぐに折れてしまうことがあります。
AIや自動化で仕事が奪われるとか、補助的な仕事ばかりやってきて専門領域がないとか、さまざまな理由で「自分はこの先仕事をしていけるのだろうか」と将来に不安を抱いている人がいると思います。そこで、私は「専門家になろう」と話しています。専門家として何があっても食べていける高度な人材になりたいのであれば、Spelldataにチャンスがあります。未経験からITの専門家を目指してみませんか。
毎日3時間の学習時間の確保に代表される先進的な取り組みで、女性の活躍を支援する企業です。在宅勤務、リスキリング、フレックスタイムと魅力的な制度も豊富。技術革新やビジネスモデルの変化によって仕事の将来性を不安視している方や、仕事と家庭の両立に悩んでいる方は、採用に関するお問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。

本社
東京都千代田区大手町一丁目7番2号 東京サンケイビル27階
習志野オフィス
千葉県習志野市東習志野二丁目10番3号 地域交流プラザ ブレーメン習志野2階
採用に関するお問い合わせ