市民プラザ大久保(習志野市大久保4)で現在、「習志野原に残る騎兵連隊の足跡~騎兵に関わった人々と資料の展示~」が開催されている。
明治初期に習志野原が陸軍の演習地となってから終戦まで、同地域に存在した軍隊の歴史を伝える同展。「習志野の歴史を語る会」が今回のために収集した貴重な資料を展示する。
習志野原の由来は1873(明治6)年、明治天皇が軍隊演習を視察した際、指揮官の篠原国幹をたたえた「シノハラニナラエ」という言葉から「習志野原」と命名されたという説がある。終戦後、演習場は開拓地や大学校舎へと転用され、1954(昭和29)年に津田沼町と幕張町の一部が合併して現在の「習志野」が誕生した。
見どころについて、同会代表のひぐち誠さんは「今までもたくさん展示を開いてきたが、今回は若い小中学生にも見てもらえるよう分かりやすい年表を意識した。私自身も時代の流れを再確認できたし、一緒に展示している絵はがきや資料から歴史的背景を感じてほしい」と話す。「式典で使われていた軍服の実物も当時の姿のまま飾っているので、ぜひ子どもたちにも見てほしい」とも。
6月28日には、交流スペースで関連講演会を開く。講師は、同会の平岡幸秀さんと、「軍事法規研究会」先任研究員の大木浩明さんが務める。大木さんは、官公庁の諸動作を各種法規に基づいて再現し、漫画作品の考証協力や映画・テレビドラマでの時代考証、所作指導の実績を多数持つ。当日は、音楽好きの父親の影響で幼い頃から音楽に親しみ、イギリス留学やヨーロッパ13カ国の旅を経験したジャズシンガーRUMIさんが4曲を披露するミニコンサートも行う。
ひぐちさんは「何がどう変わり、どんな人が関わってきたのか、親子で知っていただき、ご存じの方には再確認してもらえたら。実物を見て感想を頂けると次の参考になるのでうれしい」と来場を呼びかける。
開館時間は9時~21時。第2・第4火曜休館。入館無料。8月31日まで。講演会は13時~15時。資料代200円。事前申し込み不要。