新習志野公民館（習志野市秋津3）で1月14日、大学生が中心となり「ユースリーダー養成講座」が行われた。

千葉工業大学　城内さん（2年）と伊藤さん（3年）

　2月5日に開催される、小学生を対象とした交流ワークショップ「節分の鬼をやっつけろ！」に向け、千葉工業大学の学友会の学生により話し合いが行われた。当日のスケジュールや具体的な活動の確認を同館の平山宣尚館長が中心となり大学生たちの案や意見をまとめていった。

　イベントは節分で家から追い出された鬼たちが人に見えない「悪霊」となり、一人の大学生に取り付き、公民館を襲い、その鬼の分身が公民館の各部屋を占拠。参加する小学生の子どもたちが「鬼退治レンジャー」となり各部屋の鬼を退治する内容。

　講座に参加した千葉工業大学3年の伊藤生織さんは「子どもが好きで触れ合っていきたい、地域貢献していきたいという思いで、公民館からの声もあり今回の講座に参加しイベントを企画した」と話す。2年の城内研人さんは「小学生の子どもたちに楽しんでほしい。自分たちも楽しみながら、このイベントを通じて大学生でもできるボランティアがあることを学生たちにも知ってほしい」と意気込みを見せる。

　平山館長は、学生たちに「楽しく活動し、次世代の子どもたちと円滑なコミュニケーションを取っていくことで充実した生活を送っていけるようになってほしい」と期待を込める。