コーヒーとクラフトビールを提供する「イージーリビング」（習志野市東習志野2）が8月20日、東習志野2丁目児童公園の隣、マラソン道路沿いにオープンした。

倉田さんの父が好きなレコードやCDも並ぶ

　東京の麦酒工房で醸造技術や店舗運営を学んだ倉田宗さんが開いた同店。倉田さんは「自分が得意とするクラフトビールとジャズ喫茶やコーヒーが好きな父と一緒に店ができないかという思いから始まった。家族全員が東習志野育ちなので、東習志野ホッとできる、1人でもくつろげる場所を作りたかった。店名はジャズのイージーリビングという曲から。『簡単な、楽な』を意味するイージーと『居間』を意味するリビングの通り、自宅のリビングだと思ってくつろいでもらえたら」と話す。

　席数は最大20席、西側のカウンター席はコンセントを完備。公園の木が直射日光や視線を防ぐ。テラス席ではペットの同伴も可。倉田さんは「カウンター席中心なので『ぼっちコーヒー』『ぼっちビール』も楽しめる。女性1人で来店する方も多い。テラス席はマラソンランナーや年配の方の休憩場所としても立ち寄ってもらえたら」と呼びかける。

　ドリンクメニューは「キリマンジャロスノートップ」（550円）、「アイスコーヒー」（650円）、クラフトビールの「ペールエール」（700円）、「ホワイト」（750円）など。倉田さんは「ビールタップは7つあるので様子を見ながら増やしていけたら」と話す。その他、「サクサクチーズ」（400円）、「クロワッサンサンド」（650円）、「3種ソーセージの盛り合わせ」（1,200円）などのフードメニューや「くらた最中」（400円）などのスイーツメニューを用意する。

　倉田さんは「コーヒー豆は同店オリジナルのものを自家焙煎（ばいせん）コーヒー店スマックコーヒーロースターズ（東習志野4）でオーダーしている。クロワッサンはパン工房ジェンティ（東習志野3）から、ソーセージは千葉県産落花生入りのソーセージも盛り合わせに入っている。なるべく地元の店と協力しながらできたら」と話す。

　オープンを迎え倉田さんは「地元東習志野の活性化につながり少しでも恩返しができたら。地域に愛される店になればうれしい。今後はイベントやパーティーなど多目的に面白いことができたら」と意気込みを見せる。

　営業時間は10時～21時。月曜・火曜・水曜定休。