アメリカンフットボールチーム「オービックシーガルズ」(以下、オービック)の選手らが8月16日、習志野の介護付きホーム「アズハイム習志野」(習志野市新栄1)を訪れ、地域交流イベントに参加した。
オービックは「Xリーグプレミア」に所属する社会人アメリカンフットボールチーム。2003(平成15)年に習志野市を拠点として以降、地域でのスポーツ交流に力を入れてきた。当日は、選手やコーチのほか、チアリーダー「SEA-Cheer」、チームDJのタッチダウン金子さんも参加した。
プログラムはSEA-Cheerによるパフォーマンス、アメフト体操、チームグッズ抽選会、選手との記念撮影など多彩な内容で、約2時間にわたり進行。入居者約70人のほか近隣住民ら20人ほども集まり、1階ロビーは立ち見が出るほどのにぎわいとなった。アメフト体操ではタッチダウン金子さんによる軽快なリードに合わせて入居者全員が応援メガホンを振るなど、試合さながらの雰囲気を楽しんだ。
体重138キロの中里・デクスターカージュニア選手が登場すると、会場からは「大きい」「かわいい」などの声が上がった。入居者が「防具とヘルメットをつけていれば、けがは少ないか」と尋ねると、選手は「それでも痛い時が多い」と答え、場を和ませた。
選手に「お姫さま抱っこ」をしてもらった牛尾幸(ゆき)さんは「あと3年で100歳になるが、こんな経験ができて胸がいっぱい。最高の気持ち」と笑顔を見せた。アメフト好きの男性入居者も「今日を楽しみにしていた。たくさん元気をもらった。もっと運動したくなった」と話していた。
終了後、オービックの参加者向けに施設見学の時間を設け、入居者の状態をリアルタイムでデータとして把握できる介護システムなどを説明。データを活用した介護は「アメフトの戦術におけるデータ分析にも通じるものがある」と双方で確認し合う場面もあった。
廣長晃太郎選手は「皆さんに元気を届けることができ、スポーツの力を改めて感じた」とコメントし、イベントを振り返った。