子どもが店主となって出店するイベント「谷津こども縁日」が8月2日、習志野の「エコトーン」(習志野市谷津5)で開催された。
16時の開始から大勢の人が訪れ、浴衣姿の子どもの姿も見られるなど、幅広い世代の来場者でにぎわった。各露店には行列ができ、子ども店主たちが自ら接客や販売を行った。
大山颯介君は、塩、のり塩、カレーの3種類のポップコーンを販売。一番人気は塩味で、「安くて王道だからでは」と颯介君。行列ができる中、約30人以上に販売し、「自分で作ったものを渡していろいろなお客さまに喜んでもらえてうれしい気持ちになった」と笑顔を見せた。
山崎晴之介君は、お菓子すくいゲームで出店。約40人が参加し、小さな子どもには取りやすいよう手助けする場面も。「行列ができてうれしかったが、疲れても頑張らなきゃと思った。商売は難しい」と振り返る。
「ならしのクラフトビールむぎのいえ」(谷津4)店主・今井貴大さんの長男「おーちゃん」は、夏休みの自由研究をきっかけに店舗でも販売することになった「クラフトやつコーラ」とアップルジュースを提供。大人から2歳児まで約40人以上に提供し、「スパイスが利いていておいしいと言ってもらえた。一人でするのは緊張したけど楽しかった」と振り返る。ほかにも、紙飛行機で的に当てるゲームやくじ引きなどの露店が並んだ。
主催した「エコトーン」店主の大山圭介さんは「『面白い大人を作りたい』というのが裏テーマ。子どもの『やってみたい』を形にし、この経験を通して楽しい大人になってほしい」と話す。出店に当たっては、原価計算から値付け、利益を出すための販売目標まで親子で考えたという。「リアルな算数と国語の授業になった。看板の文字も子どもたち自身で書いてくれた」と振り返る。