習志野を中心に活動するビッグバンド｢LMS（Light Music Society）｣が結成50周年を迎え、菊田公民館（習志野市津田沼7）で4月20日、ライブイベント｢元気だ津田沼　ワイがやコンサート｣を開催し定員の約100人が演奏を楽しんだ。

ライブの様子

　1974（昭和49）年に結成した同団。バンドマスターでトロンボーンを担当する齊藤忠正さん、ギターとMCを担当する高村久男さんを中心に20歳～76歳の20人で構成。メンバーの中には習志野高校の応援で全国的にも知られる｢レッツゴー習志野｣を作曲した根津嘉弘さんも所属している。

　｢My　Blue Heaven｣、｢Summer Time｣など20曲ほどを披露。習志野で15年にわたり活動しているメゾソプラノシンガー奥貫亜矢子さんもボーカルとして4曲を歌った。観客の一人は「高村さんの軽妙なMCもあり、2時間以上のライブがアッという間だった」と振り返る。

　バンドマスターの齊藤さんは、自衛隊ブラスバンドからグループサウンズ｢ダウンビーツ｣に所属し、その後、同団を結成したという。｢年代とともにメンバーの入れ替えは多かったが、月2回の練習をみんな楽しみに参加してくれている。これからも音楽の街・習志野にふさわしい活動をしていきたい｣と話す。

｢LMSはこれからもダンスサークルなどのパーティーはもちろん、会社の創立記念、養護施設のボランティア演奏など習志野の盛り上がりにつながる活動を続けていきたい｣と意気込みを見せる。